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気分障害について

気分障害について

気分障害にはいくつかの細分化された型がありますが、非定型うつ病、メランコリー型うつ病、気分変調、双極性障害を下記に取り上げます。
メラコリー型うつ病
  1. はっきりと判断することができる性質の抑うつ気分
  2. 抑うつはだいたい決まって朝に悪化する
  3. 朝、早く起きる(普段の起床時間より2時間程度早い)
  4. 著しい運動制止または焦りやイライラ
  5. 食欲不振または体重が減る傾向
  6. 行き過ぎた、または適切でない在責感
 
気分変調症
抑うつ気分がほとんど毎日存在し、ない日よりもある日の方が多く、少なくとも2年以上続いている。
抑うつの間、以下の(またはそれ以上)症状が存在する。
  1. 食欲がない、または食べ過ぎる
  2. 眠れない、または寝過ぎる
  3. 気力が下がる、または疲れている
  4. 自身をどうしようもない人間だと感じる
  5. 集中力が続かない、または決断できない
  6. なにをしてもダメだという絶望感
このような症状では、薬物療法で抑うつ気分を抑え、考え方・生活環境の改善に時間をかけて取り込みます
 
非定型うつ病
うつ病と思えないうつ病です。
気分の反応性(楽しい出来事に過剰に反応して気分が高揚する)
  1. 著しい体重の増加または食欲増加
  2. 過眠
  3. 動きが鈍る(手足が重くなったり鉛の様な感覚になる)
  4. 長くにわたる、人との関係の拒絶に敏感
周りの人の協力の上、患者さんでも生活のリズムを修正することが大切です。
 
双極性障害
抑うつ気分と壮快な気分とが繰り返されることがあります。うつから始まると診断がつきにくくなります。双極性障害と診断されたら、気分が安定する薬を使用します。
過去に躁病相があれば識別はわりと簡単ですが、将来躁病相が現れて双極性うつ病になるのかどうかの予測は困難になります。ただ、躁とうつを循環する場合はうつ病相の割合が高くなるのが特徴といえます。躁状態と上手につきあっていくことが重要です。